「純情」 原作:富士山ひょうた

好評発売中/定価:4,950円(2枚組)/品番:FCCB-0018

作品特集

お待ちかねの「純情」ドラマCDがついに発売決定!
今回は、切ないお話やリアルなキャラクターをいつも丁寧に描かれている富士山先生に、制作秘話をいろいろ聞いちゃいました♥(『Daria 2009 4月号』に掲載)

●作品についての質問

――お話の誕生エピソードを教えて下さい。
ずっと「男子校」関係の話を描いていたので、今回は全く違うものにしようと。 BLだし恋愛ものなのは勿論、ど直球でいこうと思いました。
二人とも相手の存在によって変わっていく部分のある話にしたいなと。

――キャラを描くときの人と人との関係性はどこから発想を?

メインの二人についてはどんなお話にしようか、という所から。 それが固まってくると脇のメンバーも固まってくるという感じです。 基本的になりゆきです。

――実はこうだったというような、意外な裏設定はございますか?
意外じゃないかもですが、倉田が高校の頃ケガで陸上のマネージャーに転向したというのは嘘です。 どこかでちゃんとそれについて触れたかったんですが、できずじまいでした。 あと、室江が実は妻帯者というのがあったんですが、担当さんの猛烈な反対にあって諦めました。

――作品中で気に入っているシーンや設定はございますか?
4話目の戸崎が無理矢理~なシーンと、倉田vs宮田の応酬。 これまであまり描いたことのない感じだったので楽しかったです。 13、14話目の戸崎vs倉田母とか戸崎の泣くシーン辺りは内容的に重めで、ネームも結構悩んだので印象に残ってます。

――純情でここだけは譲れない! というこだわりの部分はございますか?
倉田の親がらみの部分については逃げずに描こうと。 ほどほどリアルに、でもあまり生々しいのも読者さんが引いてしまうかも…とさじ加減はかなり気をつかいました。

――連載を続けるうちに、当初とは変わってしまったエピソードはございますか?
あまり始めから話を固められない方なので、変わってしまったというのはないかな。 ただ、吉岡をもっとライバルらしく活躍させたかったのですが、上手くいかなかったのが自分的にはがっくりでした。 力不足。

――作品ご執筆中の印象的な出来事を教えて下さい。
どうにもネームに納得できず、時間切れで一度お休みさせてもらったこと。 アシさんや友人が宮田や室江がらみの話をリクエストしてくるのだけど、受攻がばらばらなこと。

――読者の反応で心に残ったものを教えて下さい。
どのお話でもそうですが、続きが読みたいと言っていただけるのは本当に嬉しいなぁといつも思います。 あと、自分のサイトでドラマCDのキャスト案を募集したら、思った以上にたくさん反応をいただけてありがたかったです。 そして皆さんイメージがそれぞれで読んでいて楽しかった(笑)ありがとうございました。

●キャラについての質問

――戸崎・倉田・宮田・吉岡の誕生エピソードを教えて下さい。
戸崎は見た目も中身も受!という感じでいこうと。 倉田は攻め様系に挑戦!という感じ。 宮田は引っかき回し&後押し役で、絶対年上にしようと。 吉岡は子供っぽい倉田とは真反対のキャラという感じです。

――戸崎・倉田・宮田・吉岡の名前の由来は?
特にないです。 姓名判断の本とか見ながらなんとなく決めました。 ちなみに倉田ははじめ浜田でした。

――実在する人物がモデルのキャラクターはいますか?
いないです。

――動かしやすいキャラはいますか? また動かしにくいキャラは? 
動かしやすいのは宮田や室江の傍観ポジションのキャラ。
動かしにくかったのは吉岡です。

――ご自分に近いと思われるキャラクターはいますか?
うーん…室江…?

――もし戸崎と倉田が出会わなかったら、どんな人生を送っていると思いますか?
戸崎はもしかしたらゲイを自覚するのがもう少し遅かったかもですね。 でも案外今とそんなに変わらない生活してそう。
倉田はほどほど彼女の途切れない、けど結婚までには至らないつきあい方をしてそう。

●ドラマCDについての質問

――純情がドラマCDになると聞いてどう思いましたか?
ありがたいです。 CD化などとは無縁だと思っていたので。

――読者の方に一言お願いいたします。
CD化や限定版など、どれもいつも読んでくださる方のおかげです。 ありがとうございます! これからもよろしくおねがいします。 そして新連載もどうぞよろしく♥